
生後4ヶ月がすぎて、去勢手術が終わり、待ちに待ったRufiを迎える日。
用意したキャリーバッグにおとなしく入ったのはいいのだけど、それから家までの車中は、想像していた以上のドタバタ。
バッグの隙間から、手を出し顔を出し脱走を試みる。
車が走り出してから家に着くまで、一時間に亘り鳴き止むことがなかった。
さすがに最後の方は疲れたらしく、休み休みになったけど、それでも力を振り絞るように鳴いていた。

それが、家についてバッグから出ると、ピタリと鳴くのを止めた。
生まれつきの好奇心のほうが、見知らぬところに連れて来られた不安に優っていたのだろう。
すぐに、しっぽを振っ鼻と鼻とを擦り寄せてくる。
それが猫類特有の「宜しくね」の挨拶であることを、あとから知った。

暫くあちこちを探検すると、Rufiは寝てしまった。
鳴き疲れに加えて、車での一時間の移動は、小さな体には負担が大きかったのだろう。

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