
「猫は笑いますか?」
yahoo知恵袋のベスト回答は、次のようにそっけない。
「20年以上、ネコを飼っていましたが、確かに笑っているのは見たことがありません。」

なるほど。
猫は、顔に「表情筋」がないから笑わない、というのが通説なそうな。
その代わり、耳、シッポ、ヒゲなどの体の部分を使って「表情」を作っている。
これは、そのとおり、だとおもう。

だけど、Rufiはときどき顔で笑っている(とおもう)。
猫には「フレーメン反応」というのがあって、笑ったような、顔をする。
ぷ~んと、臭い匂いを嗅いだとき。
でも、状況からみて、Rufiのはフレーメンじゃない。
人がするのと似たようなケーズで、笑いをみせる。
確かに、ゲラゲラと大笑いすることはない。

だけど、ニヒルに、静に、笑っている。
今までに発見した笑い方は、次の3系統。
「シッシッシ」、「フフフ」、「へへへ」。
「シッシッシ」は、何か悪だくみがうまく行ったとき。
悪代官の、ほくそ笑みに似ている。
「フ、フ、フ」は、相手が何かをマズったとき。
三流芸人のヘタなギャグを見たときの、失笑と同じ。
「ヘ、ヘ、ヘ」は、自画自賛をするとき。
例えば、難しい着地を決めたときなど、「どんなもんだい」、と得意笑いをする。
どうでしょう?
微妙なニュアンスを、上手に表現しているとおもいませんか!
〈結論〉「アビシニアンは笑う。」
